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キーファーズのドウデュースって馬名どうでーす?意味は?

■2021/09/07 キーファーズのドウデュースって馬名どうでーす?意味は?
■2021/12/22 名前の通りの連続「ドウデュース」でG1含めて3連勝!


■2021/09/07 キーファーズのドウデュースって馬名どうでーす?意味は?

 ドウデュースは、近親というほど近くないのですが、セイウンカイヒメが近親にいたためにPOGで指名した馬です。このセイウンカイヒメというのは、全然名馬ではない馬。むしろ迷馬な感じの馬です。立ち止まればレースをやめられると覚えてしまい、引退せざるを得なくなったという困った子でした。ある意味賢いお馬さんでしたけどね。
 一応、指名理由はそれだけでなく、私が評価しているハーツクライ産駒というのもあったんですよね。ディープインパクト産駒の上が1勝止まりですが、私はハーツクライを同じくらい評価しており、むしろディープインパクト産駒以上の活躍を期待。馬主が好きだったマイラプソディと同じキーファーズというのもあります。好きなポイントが多く、かなりのお気に入りです。

 ただ、ひとつ気がかりだったのは、「ドウデュース」という名前。なんか「どうで~す?」みたいで変な名前だと思ってしまいました。ひょっとしたら期待していない馬なのかも…と思ったんですよね。私はこうやって馬名についても結構気にして選考しています。
 ところが、私の不安をよそに1.7倍の圧倒的1番人気に応えて新馬戦を一発勝利。辛勝であり、実力はちょっと怪しいかも…と思ったものの、netkeibaの掲示板によると、小倉1800でラスト11.1秒はあのクロノジェネシスと並んで最速タイとのことです。
 さらに武豊騎手が「いいレースができました。すごく気性も素直で、素質がありそうです。レース後もケロッとしていました。楽しみですよ」とコメントしていたとのこと。今年のPOG指名馬では一番良さそうな感じかもしれません。

 この勝利の後に初めて、気になっていた馬名について調査。すると、「する+テニス用語(勝利目前の意味)」と説明されていました。「ドウ」は英語の「Do」だったみたいですね。
 Wikipediaによると、デュース(英語: Deuce)とは、テニスやバレーボールなどのスポーツにおいて、ルール上の区切りとなる得点よりも1点少ない得点以上の得点で同点となった状態。「ジュース」と呼ばれることもある…と言われて、「ああ、あれか!」とわかりました。私の学校でも「ジュース」と呼んでいましたわ。テニス以外でも使われ、どちらかが2ポイント連取するまで続く…という競技ルールになっているのがパターンです。
 「2ポイント連取」の関係でいうと、英語圏では単に「2」の事をdeuceと呼ぶことがあるとのこと。トランプの2の札・サイコロの2の目・二世などの「2」の事をデュースと呼ぶ場合があるそうです。おそらくこっちが語源なんでしょうね。

 ということで、この馬名は「勝利目前の意味」という意味で使われており、悪い意味ではありませんでした。良かったです。ただ、「デュース」は同点で競っている状態を指すために、「勝利目前」というのはだいぶ意訳ですね。辞書を見てもそういった意味はありません。また、デュースは接戦状態であるために、勝利できるとも限らないという意味にも捉えられます。好意的に意訳しても、「接戦を演じる」くらいな感じですかね。
 とりあえず、ドウデュースは、新馬戦でうまいこと接戦をモノにできました。理想としてはこのまま連勝してくれることですが、最強の1勝馬的な感じで重賞戦線で2着を続けるといったパターンでも大歓迎。馬名の通り、「ドウデュース」してほしいところです。



■2021/12/22 名前の通りの連続「ドウデュース」でG1含めて3連勝!

 ドウデュースはその馬名の意味する通り(意訳すると「接戦を演じる」)に、2戦目のアイビーS(L)も接戦。そして、3戦目の G1朝日杯フューチュリティSでも接戦。前回、<馬名の通り、「ドウデュース」してほしいところです>と期待したようによく走っています。ただ、正直、私の期待以上であり、接戦(タイム差-0.1、0.0、-0.1)ではあるものの、無傷の3連勝でG1制覇。めちゃくちゃ走っています。
 また、朝日杯の内容的にも期待が膨らみそうなもの。朝日杯の武豊騎手の騎乗は悪かったわけではなく、むしろ良いものであり、悪い騎乗なのに勝利というパターンではありません。ただ、G1勝利だったにも関わらず、まだドウデュースに余裕がありそうに見えたんですよ。

 3番人気のドウデュースの相手として、最も強敵となりそうだったのは1番人気のセリフォスで、レースでは2頭をいっしょに見ていました。そのセリフォスは最初ポジションをとりにいきやや前。一方、ドウデュースは足を溜める感じで後ろからでした。
 武豊騎手の場合、単に後ろ…ではなく、うまく足を溜められることが多いので良さげに見えます。実際、コーナーで上がってくる感じは行けそうだなと思いました。このコーナーの時点では、ライバル・セリフォスを目標にして最後で差し切るイメージ。能力がどうかは別として、騎乗としてはこの時点で「勝った!」と感じる乗り方でした。
 で、実際、イメージ通りに最後で交わして勝利。馬も目一杯という感じではなかったので、これは強いぞ!と感じました。

 武豊騎手はこの朝日杯勝利により、JRA・G124競走完全制覇へ王手(残りはまだ新しいホープフルS)です。これについて書かれた<【朝日杯FS】ドウデュース無傷3連勝!武豊が悲願の初V 前人未到JRA・G1完全制覇へ王手>(12/19(日) 15:44配信 スポニチアネックス)のヤフーニュース専門家コメントでも評価するコメントでした。来年のクラシックでも中心となれることを期待しちゃいますね。

花岡貴子 ライター、脚本&漫画原作、競馬評論家
<上位3頭が後続を離して勝っているが、その中でもかなり余裕を感じさせる勝ちっぷりだったことから、来春の活躍がかなり期待できるだろう>
勝木淳 競馬ライター
<レースは前後半800m46.2-47.3で1.33.5。平均的な流れになり、マイル適性が高いセリフォスが得意な形。馬場の外側が伸びる状態だったとはいえ、道中外をずっと回り、前を追いかけながら脚を使い続けたドウデュースが最後にセリフォスを捕らえたのは光るものがあった>

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